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子ども新聞プロジェクト 特別授業 -今、自分たちにできること-

子ども新聞プロジェクトとは
 東日本大震災から得た教訓を基に、青少年赤十字の態度目標である「気づき・考え・実行する」大切さを未来に伝えるプロジェクト。取材、編集、発行するという新聞作り体験を通して、子どもたちに社会的な問題に関心を持つきっかけを与え、行動に移す能力を育むことを目的としています。
※子ども新聞は、朝日新聞名古屋本社版夕刊購読者宅、愛知県内全域の青少年赤十字加盟小学校527校の4~6年生に配布されました。記事はこちらからご覧いただけます。

 愛知県内の青少年赤十字(JRC)加盟校から子ども記者として選ばれた児童6人が、被災地である宮城県石巻市を取材して記事を書いた「子ども新聞」が発行されました。この新聞をテーマにした特別授業が、9月18日(火)に名古屋市立極楽小学校で行われました。


 子ども記者として被災地を訪れた6年の門田嘉奈美さんは、取材で立ち寄った大川小学校について「数分の判断によってたくさんの命を大きく左右してしまうこと」「今後この学校を保存していくのかどうか」をテーマとして、調べたことや自らの考えを発表しました。また、門田さん自身が大川小学校で撮影した写真を紹介し、「慰霊碑の前には私たちが来る前から1人の男性が泣いていました。亡くなった児童のご家族だと思います。1年半が過ぎた今でも家族の傷は深く、なかなか消えないものだということがわかりました。みんなも忘れないでいてほしいと思います」と語りました。


 この日のために、子ども新聞を隅々まで熟読してきた子どもたち。グループに分かれて「関心をもったこと」「今自分たちにできること」を話し合い、スローガンを作りました。共通して多かったのは“忘れない”“伝える”という言葉。被災地の今を知り震災の記憶を未来に伝えていくこと…。それが、近い将来発生が危惧される東海地方の地震に対する防災にもつながっていくのだと改めて感じたようです。


 また、この特別授業には愛知県支部の親善大使として赤十字のPRをお手伝いしてくれている、地元Jリーグ名古屋グランパスの公式マスコットであるグランパスくんも参加。選手たちとの街頭募金活動や被災地でのチャリティーマッチ、夜間にサッカーをするときに必要な照明を被災地へ寄贈した取り組みなどを紹介しました。グランパスくんには子ども新聞が手渡され、日ごろから東日本大震災への取り組みに協力している選手やスタッフの皆さんに被災地の今を伝える役目をお願いしました。


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